今回は軽い事故で相手の
保険会社から、むち打ちが
嘘ではないかと言われたときの
対処方法について解説します。
嘘だと言われる理由
そもそも、軽い事故のケースでは、
どうしてむち打ちが嘘だと
言われるのでしょうか?
以下でその理由を見てみましょう。
①通院まで時間が空いている
事故後すぐに病院に行かないと、
「事故と症状に因果関係がない」
「事故とは別の原因による症状だ」
などと言われて、追突事故による
むち打ちが嘘だと言われてしまいます。
②事故状況と一致していない
事故で傷害を受けた部分と
痛みが出ている部分が
一致していないと言われたり、
初めと言っていることが
違うと言われたりします。
③証明できる資料がない
自覚症状をすべて認めていると、
嘘をついた者が多額の慰謝料を
獲得できることになって不合理なので、
基本的には自覚症状よりも
他者が客観的に確認できる
他覚症状が重視されています。
証明する方法
軽い事故でむち打ちになった場合、
その症状を証明するためには
どのような方法があるのでしょうか?
以下で順番にご紹介します。
①すぐに病院へ行く
たとえ軽い事故であり痛みなどの
自覚症状がなくても、
まずは事故直後すぐに
整形外科に行きましょう。
②合理的な主張を行う
一貫しない主張をすると、
むち打ちの症状が嘘ではないかと
疑われてしまいがちですので、
注意しましょう。
③適切な検査を受ける
画像診断で証明しにくい場合は
痛みが出るかどうかを調べるテストや
握力テスト、筋電図や腱反射テスト、
異常反射テストなどによって
症状がわかることがあります。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
相手の保険会社ともめてしまい、
困っている場合や、むち打ちに
なってこれから相手と交渉するのに
不安がある場合などには、
一度、当院にご相談ください。
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