産後ケア
産後ダイエットはなぜ難しいの?
出産時にかかる母体へかかる負担は決して小さくはありません。出産直後は体力・免疫力ともに落ちており、体に無理をさせることは避けるべきです。また過剰な食事制限は、母乳の質を下げてしまうため授乳中はできるだけ食事にも気を遣いたいものです。 自分の身体だけど、自分のものだけではない。そんな身体への影響と、子供のお世話で忙しい毎日に思うように時間の取れない現状、それが産後ダイエットを難しくしている要因です。
出産後 こんな悩みを 抱えていませんか?
- 妊娠前に着ていた服が入らない
- 出産後、体重がどんどん増える
- 産後に尿漏れに悩まされる
- 夜中も頻繁に起こされるから、眠った気がしない
- 出産、育児を機に慢性的な腰痛になった
【出産による骨盤のゆがみ】の原因とは何?
出産による骨盤のゆがみは、実は妊娠中から始まっています。
妊娠中お腹が大きくなると重心が前にかかります。そこでバランスをとるために、背中を反ってしまい「反り腰」になります。そのため、骨盤を前に引っ張る筋肉が強くなり、骨盤が本来の位置より前に傾いてしまいます。
また、お腹が大きくなると床に座る時に、横座り(お姉さん座り)になる方が多いです。毎回、左右の足を変えるとよいのですがいつも同じ方向を向いて座り続けると股関節を痛めたり、骨盤がゆがんでしまう原因となります。
①骨盤が傾いている ⇒ 骨盤左右差タイプ
左右のバランスが悪いため太腿内側の筋肉が衰え、足がO脚になるだけでなく、下半身太りの原因にもなります。
②骨盤が反っている ⇒ 骨盤前傾タイプ
骨盤が前傾すると、お腹に脂肪がつきやすく、ポッコリお腹になりやすくなります。
③骨盤が開いている ⇒ 骨盤開きタイプ
お尻が横に拡がり、筋肉も緩んでいるので余分な脂肪が付きやすい体質になります。
当院の【産後ケア】へのアプローチ
ゆっくり筋肉をほぐしたり、ストレッチしながら骨盤を元の位置に戻していくという、産後骨盤矯正を行います。
当院では骨盤を正しい位置で維持してくれるインナーマッスルと言う筋肉を鍛える「楽トレ」 導入しています。
楽トレを行いながら骨盤矯正をしていくと、30回(約3ヶ月)で骨盤がずれにくい体になります。
その他の対処法として、骨盤ベルトの着用や産直体操、ストレッチも勧めています。