交通事故~休業損害証明書の書き方~

 

今回は『休業損害証明書』の説明をさせていただきます。

 

 

 

休業損害証明書とは?


 

交通事故にあった際、給与所得者が仕事を休んだことによる

損害を確実に証明するための書類です。

 

 

通常、保険会社の担当者から送られてくるものですが、

書式自体はインターネット上でダウンロード可能です。

もしも交通事故被害として休業補償を申請する場合は

必ず必要となる重要な書類になります。

 

 

 

休業損害証明書の書き方


 

休業損害証明書は、勤務先の人事や総務担当者など

然るべき立場の者が作成しなければなりません。

 

 

そのため、交通事故の被害者自身が記入することはありませんが、

記載された内容に不備がないかを確認できるように、

知っておいて損はないでしょう。

 

 

休業損害証明書

 

 

①:前年度の源泉徴収

前年分の源泉徴収票を添付する欄です。もし源泉徴収票がない場合には、

事故発生時から3ヵ月分の給与明細書でも代用可能です。

 

 

②:休んだ日を記載

・通院や入院などで会社を休んだ日:「○」

・会社がもともと休みの日(休日):「×」

・病院などに行って遅刻した日:「△」と「時間」

・早退した日:下向きの「▽」と「時間」

この記入方法が決まりとなっております。

 

 

③:休んだ期間の給与

該当する箇所に◯をつけてください。

 

 

④:所定勤務時間の記入

パート・アルバイトの場合は

所定労働時間・時間給を記入してください。

 

 

⑤:署名

作成した日付を記載します。

 

 

⑥:社印

会社の代表者指名と、

社印を必ず押してください。

 

 

以上の点に目を通していただければ大丈夫です。

今回の内容が、正確な休業損害証明書を用意することに、

ひいては適正な休業損害を獲得するためのご参考になれば幸いです。

投稿者:

山崎 弘輝

柔道整復師の山崎です!よろしくお願いします!

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