前回の記事では
事故の原因をランキング形式で紹介させていただきました。
今回は具体的な対策と
起きてしまった場合の手順についてお話します。
ながら運転を止める
「安全不確認」「脇見運転」「動静不注視」「漫然運転」「運転操作不適切」
と事故原因のトップにくるものは、
いずれも運転手のちょっとした不注意によって起こっていますので、
・運転中に電話などをしない
・携帯をいじらない
・運転中に作業をしない
・カーナビに夢中にならない
・助手席の人がいればお願いする
など、ながら運転を止める、
控えるという行動をとることが最も大事であると言えます。
高速道路ではこまめな休憩を取る
高速道路における事故はさほど多くはありませんが、
それでも平成30年度には173人の死者を出しています。
ここでも事故の原因の1位は前方不注意となっていますので、
長時間の運転による疲れなどを感じたら、
無理をせずにパーキングエリアで休むといったことをしましょう。
歩行者優先と安全確認の作業を思い出す
車を運転する方は「歩行者優先」という大原則を思い出しましょう。
道路からT字路への侵入や、
横断歩道を右折する際は必ず歩行者が渡ってから進行するなど、
特に曲がり道の先には必ず人がいることを前提に運転して頂ければ、
事故を未然に防ぐこができます。
過失割合の設定を見ても、
事故を起こした際の自動車の不利さ加減は半端ではありません。
原則的に歩行者の方が弱い立場ですので、
万が一交通事故を起こして高額な損害賠償請求をされない為にも、
特に気をつけましょう。
もし事故を起こしてしまったら
事故を起こしてしまった場合、
以前の記事でも紹介した「初期対応について」を
参考にしていただければ幸いです。
事故の対策を紹介してきましたが、
いつ起きるか分からないのが交通事故です。
8,000万台以上の自動車で溢れた現代では
なおさらと言えます。
事故は初期対応がとても大切です。
実際に、後になってからあの時ああすれば良かったと後悔しないよう、
予備知識として覚えていただくことをおススメします。
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