春はダイエットやデトックスに適した季節って知ってました?
基礎代謝では冬に負けるものの、総合的に見れば春の方が痩せやすく、
美しくなりやすい季節なんです。
基礎代謝がよく痩せやすいはずの冬ですが、
暖房や防寒性の高い服で過ごすため、気を抜くと太りますよね。
春は寒さも緩んで活動しやすい季節です。
押さえるべきポイントを把握し、効率よく、きれいな体へと生まれ変わりましょう。
春の美容は「基礎代謝」と「新陳代謝」がカギ
ダイエットや美容において、代謝、代謝とよく聞きますが、
「基礎代謝」と「新陳代謝」この2つの異なる代謝、
それぞれをしっかり意識しておきたいところ。
この2つの代謝が共にアップしてこそ、痩せやすい体ができるのです。
1⃣寒さが緩む春、冬より下がる「基礎代謝」
気温が低くなる冬は、体温維持のために基礎代謝が上がります。
寒さ緩む春は、基礎代謝においては冬には及ばないということになります。
つまり、春ダイエットを成功させる鍵は「基礎代謝」。
基礎代謝をアップするための食事や運動などが必要になります。
2⃣春は再生の季節、「新陳代謝」は夏に向け上昇
春から夏にかけて、新陳代謝はどんどんよくなっていきます。
新陳代謝は、老廃物を排出したり、新しい細胞、組織を作りだしたりすること。
そこには、多くのエネルギーが生み出されるのです。
エネルギーが生み出されれば、エネルギー源となる脂肪が燃焼され、
結果、痩せることにつながります。
冬は基礎代謝はアップしますが、逆に新陳代謝はダウン。
冬の間に老廃物をためこんだ体を、
新陳代謝がよくなる春にどんどん再生&脂肪燃焼させましょう。
春ダイエットでは「基礎代謝」を下げないことが大切
寒さが緩むために基礎代謝が下がることもありますが、
冬に寒いからと運動量の少ない生活を送ったために、
筋肉量が落ちてしまっている心配もあります。
冬太りしてしまった人は、その体のまま、
のんびり春を過ごしてしまうと、さらに太る危険性が…
まずは、基礎代謝を下げないように、
生活に取り入れられる工夫を考えてみましょう。
基礎代謝を上げるには、筋肉量を増やすことが大切です。
冬の間に落ちている可能性が高い筋肉を、
しっかりと増やしていかなくてはなりません。
【基礎代謝アップのために必要な栄養素】
・筋肉の材料となるたんぱく質
(鶏のささみ、卵、あじなど)
・代謝活動に関わりがあり、脂肪燃焼しやすい体を作るのに必要なマグネシウム
(納豆、しらす、あさりなどの豆類、魚介類)
これらが不足してしまっては、運動したところでなかなか効果は上がりません。
冬に太ってしまったからと、食事制限のダイエットをするのはもってのほか。
しっかりと食べてしっかりと動くことが春ダイエットの基本です。
基礎代謝に重要な「インナーマッスル」
たとえば、寒いところで本人の意思にかかわらず体がブルブルと震えるのは、
筋肉を動かして熱を作って体温を維持している状態です。
基礎代謝量はじっとしていても消費されるエネルギーなので、
食事量や運動量を変える必要はありません。
基礎代謝量の内訳を見てみると、
エネルギー消費でもっとも多いのが筋肉で4割を占めます。
そのほかは肝臓・腎臓・心臓で4割で、脳が2割です。
つまり、基礎代謝量を上げるポイントは筋肉にあります。
筋肉の中でも基礎代謝量に重要なのは、体温維持に関わるインナーマッスルです。
筋肉は大きくアウターマッスルとインナーマッスルに分けられますが、
血液循環を促したりしているのがインナーマッスル。
基礎代謝量のアップにはインナーマッスルの強化が効果的なのです。
☞インナーマッスルの鍛え方についてはコチラを参考にしてください☜
「内臓機能」も基礎代謝UPのカギ
基礎代謝の4割は筋肉によって消費されていると書きましたが、
内臓(特に肝臓)の消費も筋肉と同程度と言われています。
そのため、基礎代謝を上げるためには、
肝臓をはじめとする内臓機能の働きをよくすることも重要です。
【内臓機能を高めるのに大切な事】
・1日3食の規則正しい食生活
・栄養のバランスがとれた食事
・血行促進効果のある運動
食事制限ダイエットはもちろんダメです。
「筋肉の素となるタンパク質をしっかり摂っていればいいでしょ」
と、お米などの炭水化物を制限するダイエットをする人もいますが、
極端な糖質オフは肝機能低下の恐れがあります。
栄養の偏りなく食事はしっかりと摂り、
ウォーキングやストレッチなど血行がよくなる運動をとり入れるようにしましょう。
お菓子やジュースなどの摂りすぎにも注意が必要です。
アルコールは極力控えた方がよいでしょう。
「体温」を上げて基礎代謝も上げる
体温が1℃上昇すれば基礎代謝は約13%アップすると言われています。
近年、低体温に悩まされる女性が増えていますが、
体が冷えていては、基礎代謝が低く、痩せにくい体となってしまいます。
少しずつでも体温を上げていけるよう、体を温める工夫を生活に取り入れましょう。
☞体温の上げ方についてはコチラを参考にしてください☜
長くなりましたので一旦切りますね。
今回は「基礎代謝」に焦点を当てた内容でしたが、
次回は「新陳代謝」について書かせていただきたいと思います。
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