今回は最近増えている
『路上駐車中の車への接触事故』についての相談です。
Q.
路上駐車の車に追突してしまいました。
路上駐車していた相手方に責任は、無いのでしょうか?
A.
路上駐車はほとんどの場合が違法駐車であり、
その違法駐車車両に追突した場合、
違法駐車していた人も少しくらい責任を
負うべきだと考えられるかもしれません。
しかし、駐車中の車への追突事故の場合、
追突した車の前方注意義務責任違反がより重いとされ、
追突した側の過失が100%となります。
これは相手が違法駐車をしていても基本的には同じです。
もっとも、事故を誘発するような事情があれば
路上駐車していた相手が過失責任を負う事もあります。
たとえば、トンネルやカーブの途中など
見通しが悪い場所で駐車していたり、
非常点滅灯や三角反射板を使用せずに
道路中央に駐車していたりした場合などです。
この場合においても、路上駐車していた側の過失割合が
追突した側の過失割合を超える事は
ほとんどないと言われています。
駐車違反をしている車にぶつけた際も
ぶつけた側に全面的な非があるので、
常に気を付けないといけませんね。
私も街なかで駐車違反をしている車を
よく見かけますので、
かもしれない運転を心がけます。
ちなみに当て逃げをした場合、
免許点数5点減点の行政処分となりますので、
事故を起こしてしまったら
必ず警察に届け出ましょう。
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